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新潟県の切花(1)
チューリップ

品質重視の球根を大切に育て、花を買う人に喜んでもらいたい。
新潟県は、国内におけるチューリップ球根生産発祥の地といわれ、
チューリップ切花出荷量が日本一を誇る一大生産地です。開花時期は通常4〜5月ですが、
栽培農業はビニールハウスを利用して、12〜4月にかけて切花栽培を行っています。
チューリップ  切花栽培に使われる球根は輸入球根が主流です。しかし圓山さんは自分で生産した球根を使います。
 「輸入球根は品種が多く、安い値段も魅力ですが、必要な時期に必要な品種が手に入るとは限りません。その点、自分で球根を作れば、年末の需要期でもピンクダイアモンド、アンジェリケなどの収容品種を毎年確実に咲かせることができます」
 圓山さんは出荷前の切花管理にもこだわります。厳選した切花を丁寧に荷造りし、収穫後のチューリップの成長を抑えるために集荷作業場の室温を低く保ち、一番良いタイミングで観賞してもらえるよう、天気予報を調べて出荷時期を調整するなど、最後まで細心の注意を払っています。
 こうして圓山さんは、切花に適した球根生産と品質重視のハウス管理を組み合わせ、高品質で彩花率も高い切花栽培を実現させています。
 「きれいなチューリップを見て喜んでもらいたい。私はただそれだけを思って大事に花を育てています」
写真左上はピンクダイアモンド、写真左下はアルビノという品種。圓山さんのピンクダイアモンドは農林水産大臣賞を過去2回、アルビノは過去1回受賞している。出荷は12月中旬から3月下旬まで続く。
チューリップの栽培スケジュール(プランター植え)
10月 球根の根付け
室内に入れず屋外に置きます。
11月 水やり
表面が乾いてきたら、たっぷりあげましょう。
12月 越 冬
冬の寒さにさらさないと良い花が咲きませんので
2月まで屋外に置きましょう。
1月
2月
3月 乾燥には気を付けましょう。
開花期
花が終わったら花弁が散る前に摘み取り、葉を
良い状態で保ちます。
4月
5月
6月 球根の掘り上げ
葉が枯れたら球根を傷めないよう掘り上げ、日陰
でよく乾かし、涼しいところで貯蔵して秋に植え付けます。
出荷前のチューリップ
収穫後も成長を続ける花は、寝かせておくと茎が曲がってしまうので、ポリバケツに立てた状態のまま管理する。
圓山さん
圓山 孝さん
阿賀野市

父親が行っていたチューリップの球根栽培を引き継ぎ、昭和63年からは切花栽培も手掛けている。
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