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新潟県の切花(2)
カサブランカ

球根作りと土作りにこだわり、トータルの品質管理を心掛ける。
新潟県は日本有数のユリの切花産地です。数あるユリの品種の中でも、香りが強く、大輪の花を咲かせ、華麗ながらも清楚さを合わせ持つことから、生け花やプレゼントとして人気が高いカサブランカは、県内のユリ切花出荷量の40%を占めています。
カサブランカ 野中さんが生産するユリは主に、華麗な純白なカサブランカと鮮やかなピンク色のソルボンヌ。ハウスを利用して、4〜7月の時期とクリスマス〜お正月の時期に収穫し、JA白根を通じて関東や関西の市場へ出荷します。
 野中さんのカサブランカは、1本に7〜8つの大輪を咲かせるのが特長です。
 「大きな花を咲かせるには、茎を太くて丈夫にしなければなりません。それには、健康な球根と有機物をたっぷり含んだ土が必要です。だから私は自分で球根を育成し、健康な球根を選んでいます。土にもこだわり、自ら作ったたい肥を混ぜています。」
 もちろん、球根と土さえ良ければ良質のユリが育つ、というわけではありません。毎日の管理はとても重要で、ユリの品質に大きな影響を与えます。
 「カサブランカは天候や気温に非常に敏感です。温度、水やり、換気、日照の加減を誤まることのないよう、毎日の品質管理には常に細心の注意を心掛けてます」
収穫の目安時期は、一番下のつぼみに色が付き始めるころ。冬場の収穫は午前中に、夏場の収穫は気温の低い早朝に行う。いずれも日中の暑さによって、つぼみが傷むのを防止するため。
カサブランカの栽培スケジュール(プランター植え)
10月 球根の根付け
ユリの球根は外皮がなく傷みやすいので入手
後すぐ植えます。
11月 直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
12月 越 冬
越冬をさせる場合は乾燥に十分注意します。
1月
2月
3月 3月になったら日のよく当たるところに置きます。
用土が乾いたら水をやります。
4月
5月
6月 開花期
7月
8月
9月 掘り出し
新しい用土に植え直します。
10月
カサブランカ
ユリの花は気温が高くなると開花してしまうので、涼しい所に置けば、2〜3週間は観賞できる。
野中さん
野中 裕明さん
新潟市(白根地区)

ユリの栽培暦は7年。そのほかに、米やブドウも生産している。
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