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新潟県の鉢花(1)
アザレア

人々の目を引き付ける、オリジナル品種作りに挑戦。
新潟市の新津地区、白根地区、小須戸地区は、古くからアザレアが栽培されている全国でも有数の産地です。
この地区において本間さんは、先人たちの努力と知恵を受け継ぎ、
異なる品種を掛け合わせて新しい品種を作る「交配育種」によるアザレア生産を行っています。
アザレア  本間さんがアザレアの交配育種を始めるようになったのは、福島県のフラワーショーを訪れたことがきっかけでした。そこでは、栽培農家の交配育種による、見たことのないツツジが多数出展されていて、「在来種を栽培しているだけでは、生き残っていけない」と危機感を抱いたからでした。
 交配育種は、まず作りたいアザレアの色や形をイメージし、その特徴を持つ花を選別して人工受粉を行い、出来上がった種を採取します。その種をまいてから3年後に初めて花は咲きますが、本間さんのイメージに近い色・形が咲くのは、ほんのわずか。その中から10株ほど選別し、さらに人工授粉を行います。思い通りの品種は、1株育つかどうか。交配育種とはそれほど難しいものなのです。
 「アザレアはファッションの世界に似て、常に新しい品種が求められています。だから私はオリジナル品種作りに挑戦し続け、人の目を引き付ける美しいアザレアを提供したいと思っています。」
写真左上のアザレアは紅姉妹(べにしまい)。左下は手前の白い花が清朗(せいろう)、ピンクの花がロマンスパール。写真右の品種はクリスタルパール。本間さんは3年生の苗木を春と秋に出荷している。
アザレアの栽培スケジュール(鉢植え)
6月 植え替え
枝を切り、古い土を半分ほど落として植え替え、
屋外の半日隙に置きます。
7月 施肥
根がしっかり付いたら、毎月1回程油かすなどの
置き肥をします。
8月
9月
10月
11月 置き換え
寒くなったら屋外に置き換え、ガラス越しの日当
たりの良い場所に置きましょう。
12月
1月
2月 水やり
土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
3月
4月 開花期
開花中は室内の明るい場所に置きます。
ハウス内
本間さんはクリスマスローズも栽培している。このハウス内の花はすべて交配育種によって作られたもの。
本間さん
本間 正信さん
新潟市(新津地区)

「本間花卉園」のオーナー。平成元年からアザレアの交配育種を行い、現在は4つの育苗登録品種を保有している。
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