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新潟県の鉢花(3)
クリスマスローズ

日本人好みの愛らしい姿をした、人気を集める品種を作りたい。
ガーデニングの本場イギリスで、クリスマスの時期に咲くことから、
その名前がつけられたといわれるクリスマスローズ。花の形、色、模様が千差万別で、
冬場にたくさんの花を咲かせるため、園芸愛好家の人気を集めています。
クリスマスローズ  今から13年前、木口さんは知人の植物学者・荻巣 樹徳(おぎす みきのり)さんにクリスマスローズの交配育種を勧められ、イギリスで30種類の苗株を買い付けました。
 帰国後、その苗株を栽培し、品種改良に取り組みました。木口さんが現在育成せているクリスマスローズは、イギリスで購入した苗株の4世代目となり、愛好家からは「木口交配」と呼ばれ、大変珍しい品種として人気を集めています。
 「初めはあまり期待していなかった、というのが本音です。でも、交配した花が咲くと興味が深まり、続けてみようと思いました」
 木口さんは、本来は下向きに咲く花を横向きに咲かせたり、 がく卉を丸くしたり、花の色を淡くするなど、日本人好みの愛らしい姿に改良しようと努めてきました。4世代目になってようやくイメージ通りの花になったと話しいます。 「今後は、真紅のクリスマスローズをぜひ作ってみたいです」と木口さんの夢は尽きません。
木口さんが交配育種によって栽培したクリスマスローズは、色、形、がさまざまな。また、がく卉の数によってシングル(一重咲き)、ダブル(八重咲き)といった種類がある。
クリスマスローズの栽培スケジュール(庭植え)
9月
10月 苗の根付け
北風が当たらず、水はけの良い場所に植え付
けましょう。落葉樹の下は直射日光が当たらず
ベストです。
11月 水やり
乾燥しないよう、表土が乾いたら水やりをします。
12月 開花期
積雪で花が傷まないようにしましょう。水切れしやすいので、多めの水を与えましょう
1月
2月
3月
4月 お礼肥え
植え替えしない株は穏効性の肥料を施し、株を
充実させます。
5月 非活動期
木陰なので直射日光を避け、乾燥気味に育てます。
6月
ハウス内
 ハウス内で栽培されている鉢植えのクリスマスローズ。コンクリート敷きの上に置いて水はけを良くしている。
木口さん
木口 一二三さん
新潟市(新津地区)

仙寿園の園主。クリスマスローズのほか、アザレアやシャクナゲの栽培にも携わっている。
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